世界にたった30個しかないと言われている天然のレッドダイヤモンド
その中で最も輝きの強い物を人々は「クリムゾンダイヤモンド」と呼んだ。
クリムゾンダイヤモンドにはこのような逸話がある。
「この宝石は所有者を選ぶ。宝石が主人と認めた場合、この世のすべてが自分のものになる。
しかし、認められなかった場合、あらゆる不幸がその者に襲いかかる。」というものだ。
泥棒であるサファイアとアメジストは、クリムゾンダイヤモンドが日本の
とある富豪によって購入された、という噂を聞きつけ
大阪にある粉浜の街へとやってきていた。