必要人数 | 7人 |
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必要時間 | 3時間 |
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作品内容
その小説家は絶対に顔出しをしなかった。
担当編集者との原稿のやり取りやインタビューもメールのみで行われるという。3年前にベストセラー大賞を受賞した時でさえ記念パーティーに来ることはなかった。そんな小説家『藤原ナルミ』も最近はヒット作に恵まれていない。
しかしその神秘性から、カルト的なファンたちが多く存在した。
ある日、そんなファンが参加するオンラインサロンに書き込みがされる。ーーーーーーーーーーーーー
『私には死期が近づいております。死ぬ前にどうしても先生にお会いしたい。天涯孤独の私には財産を譲るあてがございません。それをどうかあなたに受け取って欲しい。作品作りの糧にして欲しいのです』
『1月12日18時に、私が所有する山荘にてお待ちしてます』
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指定された当日、山荘には藤原ナルミだと名乗る7人の人物と、山荘の管理人が集まっていた。
大雪の影響で遅れてしまい、朝一番に到着するという山荘の所有者を待つことにした8人。
これが奇妙な事件の幕開けとなる。マーダーミステリーとは?
中国で大ブームになっている「Murder Mystery Game(マーダーミステリーゲーム)」というジャンルのゲームです。殺人などの事件が起きたシナリオが用意され、参加者は物語の登場人物となって犯人を探し出す(犯人役の人は逃げ切る)事を目的として会話をしながらゲームを進めます。
それぞれの役柄のバックボーンや事件当日の行動などがシナリオとして用意されており、まさに自分自身が推理小説の世界に入ったような体験ができます。各シナリオは一度体験するとすべての謎が解けてしまうので一生に一度しかプレイできないことも特徴です。
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