必要人数 | 3人,4人 |
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作品内容
高級寝台列車アンタレス急行。ロココ調で統一された豪華な車内、きめ細やかなサービス、最新鋭の設備を兼ね揃えた、動く一流ホテル。一泊最低20万円からという価格帯にもかかわらず、抽選確率は500倍を超えていた。
それから10年。予約開始時に高速ネット回線を備えたパソコンさえ準備できれば、どうにか予約できる程度に落ち着いた。あなたたち3人は、それぞれの目的のため、このアンタレス急行に乗車する。部屋に入る前、目が合えば挨拶をする、よくある関係だった。あなたたちを乗せた列車は、深海のように暗い山の合間を、泳ぐように進んでいく。この地域は、連日豪雨が続いていた。
車輪の音だけが不気味に響く午前2時。神の怒声かと錯覚するほどの轟音とともに、列車の前方、後方を土砂崩れが襲った。運よく列車への直撃は免れたようだ。列車は緊急停止、係員が乗客の部屋一つ一つを回り、説明を行っていた時だ。それを見つけたのは。
男性の射殺死体が、客室で発見された。
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