ゲームマスター(GM)がいなくても遊べるマーダーミステリーを集めました。

あの夏のアンタレス
気がつくと私たちは銀河鉄道に乗っていた。 きらめく星の間を駆け抜ける列車に乗っているのは、学園祭の日に殺されたはずの少女と4人の関係者たち。 少女は殺された日の記憶を失っている。 銀河鉄道が進むごとに、取り戻されていくあの日の記憶と隠された真実。 登場人物同士の対話を重ねることで絡まる謎をほどき、真のストーリーを見つけ出す朗読劇型ミステリー。

UFO研究サークル殺人事件
UFO研究サークルに所属するあなたたちは夏休みに合宿を行った。 場所は国内有数のUFO出現スポット。最高のロケーションの中で過ごしていたその時、事件は起こった。 サークルメンバーの一人が死体として見つかったのだ。 動揺するあなた達のもとに突如、冥王星人と名乗るものが現れ言った。 「議論をして犯人を決めてほしい」 混乱するあなたたちをおいて冥王星人は続けた。 「そうそう、この中には宇宙人が紛れ込んでいるみたいだね」

詐欺師とロープ
総資産500兆円、日本一の大金持ち、後沢(うしろざわ)の死体が、 彼の屋敷の書斎で昨夜、首を吊った状態で発見された。 死因はロープによる縊死または絞殺。 3人の容疑者たちが、屋敷の一室に集められている。

人類最期のみなさまへ
ハローハロー、旧人類のみなさま、いかがお過ごしですか?」 そんな調子はずれの挨拶を冒頭に据えて、新人類代表を名乗るアーシュ・ウルゴアの手紙は始まった。そして、手紙と共に我々5人のレジスタンスの幹部のもとへ送られてきた箱の中には、レジスタンスの代表ユークリウス・ノアのバラバラにされた肉体が入っていた。 新人類に囚われた人類の解放作戦を控えたいま、我々レジスタンスの心を折るにはこれで十分だった。 新人類とレジスタンス、その戦いの発端は70年前に遡る。巨大な宇宙船に乗って地球に現れた新人類を名乗る彼らは、この地球を明け渡せと要求してきた。もちろん、そんな要求を呑めるわけがない。しかし、彼らはこちらが要求に応じないと見るや否や人類の虐殺を始め、人類は四半世紀もしないうちに70億人から数1000万人へと数を減らしていった。 外見だけなら彼らは私たち人類とは何ら変わりがない。しかし、彼らは私たちを虫や家畜と同程度にしか見ていない。尊厳を保ったまま戦いのうちに死ねるならまだ良い方で、彼らに捕まればペットの獣たちの玩具にされることも少なくなかった。そうして、消耗すれば後はバラして餌にする。 現在その総数を地球全体で17万人程まで減らした人類のうち、彼ら新人類に囚われているのが約13万人。残りの約4万人ほどが彼らの支配から逃れ各地で集落を作り暮らしている。そして、その4万人のうち約7,000人ほどが人類解放を目指して戦うレジスタンスの構成員として活動している。 だが、レジスタンスの代表ユークリウス・ノアが影武者を立てていることを知る人物はここにいる幹部の5人のみ。そして、この箱の中に詰められていた遺体は紛れもなく影武者ではないユークリウス・ノア本人だった。 幹部5人の中に裏切り者がいる。 それは明らかだった。そうでなくては、普段レジスタンスとは無関係の人物として隠れ暮らしているユークリウス・ノア本人がピンポイントで狙われ、殺され、こうして幹部の元へ送り届けられる理由の説明がつかなかった。

バード将軍の死
今ではないいつか、ここではないどこかの国の王城内で起こった怪事件。 革新派の中心人物、バード将軍が城内にて変死体で発見されました。 貴方は事件の当事者として、事を公にする前に事件の真相に辿り着かねばなりません。 権謀術数渦巻く宮廷内でのマーダーミステリー。

Angel 4 ~Amor enim Lucifer~
日本では知らない人はいないと言われる5人組アイドルユニット 「Fall'in Angel(フォーリンエンジェル)」 今日は、彼女らの結成5周年を記念したライブツアーの最終日。 最高潮の盛り上がりを見せたライブ終了後、リーダーの 「ルシファー」が心肺停止状態で発見された。 事務所は大事にしないようにし、内々で犯人を捜すことに なったのだが…。

Ep00:着飾った令嬢【探偵 時切灰斗氏の事件録】
プレイヤーは時切灰斗氏のゼミ生の一人となって、彼が過去に解決してきた事件に挑みます。 時切灰斗氏は事件をモチーフに”マーダーミステリー”というゲームを作り、それをゼミ生がプレイします。 本作はマーダーミステリー風推理ゲームと銘打っており、プレイヤーは全員で協力して、とある事件の真犯人と、その事件に隠された謎を解きます。

鬼哭館の殺人事件
これは、誰にも形容できない或る想いの物語 時は、大正。 帝都の外れに、死人の藝術を揃えた奇妙な館が噂される。 その名は「鬼哭館」。 ここでは時折、客人を招き奇妙な展示が開かれる。 此度の祭典に現れたのは、六人。 そうして一夜明けたのちに、現れるのは一つの死体。 不可解な死体は、まさに死人の館を飾るにふさわしい「鬼の祟り」。 さぁ、不可解な殺人現場に、いかなる秘密と物語が隠されているのか。 大正ロマンマーダーミステリイ 「鬼哭館の殺人事件」 これより、開幕となります。

イノチゴイ
ここは、とある廃工場。 縛られて身動きが取れない男たちと、 それを上から見下ろす男が1人だけがいた。 そして上から見下ろす男が言葉を紡ぐ。 「お前たちの誰かが犯人ということはわかっている。 犯人は、ここでぶち殺してやる。 誰が犯人か絞り切れない場合は、怪しいやつを全員殺す。 さあ、犯行を自供しろ。」 今ここに、それぞれの命を懸けた“イノチゴイ”がはじまる。

0時の警鐘
とある田舎の病院で様態の悪化した患者がいた。人工呼吸器を取り付け一命はとりとめたものの、わずか数時間後、呼吸器のマスクが外れた状態で患者が発見された。 救命にあたった「研修医」「新人看護師」「臨床工学技士」は自身の名誉と職をかけて。お見舞いに来ていた「家族」はその原因を追究すべく、4名が話し合いを始める。

四人の令嬢と執事たち
とある資産家の別荘に集まった四人の令嬢とその執事たち。彼女たちはこの別荘の持ち主である眞中氏の一人息子、征一郎の婚約者候補であり、今夜の夕食会で正式な婚約者が発表される予定だった。 しかし当日は夕方から酷い暴風雨となり、父親の眞中氏が別荘に到着出来なかったため婚約者の発表は取り止めとなった。 そして翌朝、征一郎の死体が発見された。 果たして彼を殺したのは一体…? 令嬢と執事のペアで行う、協力あり・裏切りありのマーダーミステリー!

さんごくし殺人事件
劉備、関羽、張飛の3人は、桃園にて「我ら生まれた日は違えども 死す時は同じ日同じ時を願わん」(意訳:ずっ友だょ!)と誓い合った仲間。 しかし、劉備(イイヒト)、関羽(堅物)、張飛(脳筋)では、熾烈な戦国の世において到底勝ち目はなかった。 そこで劉備は、ニートだった孔明(天才)を勧誘しようと計画。 孔明の屋敷を訪れたものの、2回は断られてしまう。 しかし最後の望みをかけた3回目の訪問時……なんと孔明は死んでいた! 隣人曰く、ここ数日孔明の屋敷を訪れたのはこの3人しかいないらしい。 犯人はいったい誰だ?