対象年齢:全年齢のマーダーミステリーを集めました。

Smoker’s Panic
自然豊かな山荘へBBQを楽しみに来た三人の女子大生。 ところが、ご多分に漏れず麓へと続く道は通行止め──クローズドサークルが出来上がり、彼女らは一晩この山荘に閉じ込められることとなる。 「あかん、コナ○やったら人が死ぬ展開や」 「言ってる場合か、事件ならもう起きてるよ」 「そうよ、大事件よ、いったいどうするの!」 沈黙の一瞬に、セミの鳴く声がどこかむなしくこだまする。 一人は天を仰ぎ、一人は力なく首を振り、一人は嵐のように叫んだ。 山から下りられないってことは──と。そこで言葉を切り、そして、この世の終わりのような表情を浮かべこう続ける。 「──それじゃあいったい、どうやってタバコを買いに行くのよ!」 そう──三人はもれなく、超のつく愛煙家なのであった。

亡霊島殺人事件
無人島旅行中に友人が転落死した。 部屋には「迎えに来たよ」というメッセージ。 無人島にいるのはあなたたちだけ。 海が荒れ、警察の到着できない状況の中であなたたちは一晩を過ごさなければならない。 見え隠れする3年前の事故の影と、不気味なメッセージの謎。 全てを解決することができるだろうか。 犯人は貴方達の中にいる。

腐女子山荘殺人事件
原稿合宿のため山荘に集まった腐女子たち。 しかし、深夜に頭から血を流して倒れる腐女子が発見された。 残されているのはダイイングメッセージ! 調査にやってきた2人組の男性警察官は事件の真相を導くことができるだろうか。 え、被害者の本名知らないの? そこの子、今隠したもの見せなさい! なんで食い入るようにこっちを見てるの??

幼さの答え合わせ
1960年代 安保闘争を筆頭に、違憲の改正や汚職外交の払拭という大義名分の下に行われた、「学生運動」が衆目を集めていた時代。 冬も半ばを過ぎた頃、あなた達4人は所属していた新左翼団体に命じられ、製薬会社社長の息子であり当時小学3年生だった「少年A」を拉致し、身代金を強奪する活動資金獲得計画に参加しました。 管理者不在になっていた河川敷の小屋を利用して少年を監禁し、身代金回収後に解放するというもっとも単純な計画でした。 しかし、この計画は失敗に終わります。 計画序盤の夜、少年の姿が忽然と消えてしまったのです。 あなた達は逃走後、幹部命令により長期の国外逃亡生活に入りました。 公訴時効が成立した16年後、顔も知られておらず世間も事件に興味を失ったと判断し、あなた達は日本へ帰国します。 しかしおかしなことに、事件から16年が経過した今でも 少年Aが姿を現したというニュースが発表されていないのです。 少年は、どこへ消えてしまったのか。 あなた達はそれを探るために、あの頃行きつけだった喫茶店で16年ぶりに集いました。

ヒマワリの咲く季節 ドタバタわんわんミステリー
ヒマワリの咲く季節。 とある田舎の広い庭の家に 平和に暮らす5匹の犬たちと犬好き夫婦がおりました。 あきれるほど平和なこの家族に ある日大事件が起こります。 ー大切な「ごちそう」がなくなったのだー 「ごちそう」は年に一回しか食べられません。 勝手に食べるなんてとんでもない! 一体誰が食べたんだ! 犬たちは会議を始めました。

絶滅危惧種 マウント女子
50●✖︎年―――、AI知能が人間を凌駕し、世界の全てを支配した。 感情を失いコントロールされる人間達。 そんな中、この腐った世界に抗おうとする研究機関が存在した。 名を「マウント研究所」という。 ここでは絶滅危惧種の “マウント女子“ を3名、検体として飼っていた。 感情を失った人間を再生できる力を持つのは、マウント意識から抽出できるマウント粒子だけ。 治療薬の開発に励む研究所だったが、とある日所長が不慮の事故にて命を落としてしまう――。

絶滅危惧種 マウント女子
50●✖︎年―――、AI知能が人間を凌駕し、世界の全てを支配した。 感情を失いコントロールされる人間達。 そんな中、この腐った世界に抗おうとする研究機関が存在した。 名を「マウント研究所」という。 ここでは絶滅危惧種の “マウント女子“ を3名、検体として飼っていた。 感情を失った人間を再生できる力を持つのは、マウント意識から抽出できるマウント粒子だけ。 治療薬の開発に励む研究所だったが、とある日所長が不慮の事故にて命を落としてしまう――。

くちなしの君へ
長いようで短かった夏が終わり、始業式の日。 新学期のはじめに、衝撃的なニュースが生徒を襲う。 「二年二組の杉野天音さんが亡くなりました」 夏休み最後の日、彼女はどうして死んだのか? 自殺として捜査が進められていくなか、警察と学校は生徒への事情聴取を行うことにした。 自習時間となった1時間目。かなしみとひとさじの野次馬根性が入り混じった空気が教室を包んでいる。 何かを秘めている4人が、今、教室の隅で口を開こうとしていた。

セーラー服は云う
シナリオ重厚型マーダーミステリー、シリアス、学生、青春
